AirStationでNASにしたHDDをTime Machineの保存先に設定

Mac OS X El Caption(10.11.2)で、Wi-Fiネットワーク上にあるNASをバックアップ先としてタイムマシンを設定しました。

AirStation(ルータ)へHDDをNASとして登録

新品のHDDをいきなりルータへ接続すると、フォーマットに時間がかかり大変なことになるので
HDDは、あらかじめパソコンでフォーマットしておきます。

AirStationへフォーマットしたHDDをUSB接続したら、ブラウザから管理画面を開きます。
NASの項目を選び、ディスク管理の画面からUSBディスク情報USBデバイスの再認識ボタンを押します。

これで接続したHDDの情報が表示されるので、フォーマットをXFSに設定しておきます。

MacからNASに接続してみる

NASは、ファインダーのサーバ接続から指定しないとファインダー上に現れません。
どこのディレクトリでもいいので、まずはファインダーを開き、メニューの移動からサーバへ接続を選択します。
ここへAirStationで設定しているルータ自身のローカルIPを打ち込むと、NASにしたHDDがファインダーに表示されます。

これを毎回やるのは面倒なので、ログインしたらファインダーへNASの選択肢が表示されるよう設定します。

システム環境設定からユーザとグループを開き、ログイン項目にNASを追加します。
+ボタンで開くファインダーでNASを選ぶと、ログイン項目の一覧にNASが追加されました。

空のイメージを作成

Macのディスクユーティリティで、空のイメージを作成します。

  • ディスクイメージ名…任意の名前。
  • 保存場所…直接NASへ保存できないため、とりあえずはデスクトップなどに保存しておきます。
  • イメージ名…任意の名前でOK。タイムマシン用のイメージと分かりやすい名前にしておくといいです。
  • サイズ…後で変更できます。最後の項目イメージフォーマットを変更するとリセットされるので注意。
  • イメージフォーマット…スバースバンドル・ディスクイメージにします。

できあがったスバースバンドル・ディスクイメージは、NASに移動します。
スバースバンドル・ディスクイメージを実行(ダブルクリック)すると、イメージがマウントされます。

コマンドラインでタイムマシンの保存先をNAS上のHDDに設定

タイムマシン環境設定GUIのディスクを選択からは、NASを選べませんが
NAS上に作ったバックアップ先イメージをマウントさせた状態で、ターミナルからコマンドを実行すると紐づけられます。

$ sudo tmutil setdestination /Volumes/イメージ名

これで、設定完了です。

コマンド入力でpermissionエラーになることも

このように、アクセス権がないとエラーになることも。

$ sudo tmutil setdestination /Volumes/イメージ名
Password:
/Volumes/イメージ名: Permission denied (error 13)
The backup destination could not be set.

とりあえずスバースバンドル・ディスクイメージの時点の共有とアクセス権を確認してみるとこうなっていました。
(マウントしたディスクではなく、スパースバンドル・ディスクイメージのほうです。)

  • 自分のアカウント … 読み/書き
  • everyone … アクセス不可

ダメ元でeveryoneのアクセス権を、読み/書き へ変更してからNASへコピーし直し
マウントしてからtmutil setdestinationコマンドを打ち直すと
今度はエラーなくバックアップディスクとして設定できました。

それでもPermisssionエラーに成ったので、更に追記…

ディスクのマウントを、ディスクユーティリティではなくターミナルのコマンドから実行するとエラーなくできました。

$ hdiutil attach フルパスのスパースバンドルディスクイメージ

注意事項

まだ解決していないことがあるので、覚え書きに。

バックアップファイルが壊れやすい

NASに保存していたTimeMachineバックアップが壊れたのように、スパースバンドル・ディスクイメージが破損しやすいです。

記事で紹介している方法で修復できた方も見かけるのですが、私は残念ながら直らなかった…
何がきっかけで壊れるのか原因を特定できていないので、もう少し検証が必要かも。

無線設定で複数の周波を使っているとNASの接続が切れる

わが家には古いパソコンがあるため、AirStationは 5GHzのAと、2.4GHzのGの周波が両方ともONになっています。
このAとGが時々切り替わると、NASとの接続が途切れてしまい
Time Machineは接続先のディスクが見つかりませんという状態になります。

復元は有線接続でないと実行できなかった

私自身のことではないですが、データの復元は有線接続でないと実行できなかったとの記事があったので、忘れないように。

参考:
Mac の TimeMachine でスパースバンドル・ディスクイメージのバックアップからシステム復元

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